2025年04月30日
店舗売却をする際の注意点(リース)
店舗を運営する上で厨房機器やエアコン等は必要不可欠な設備になります。
設備を無しで運営するオーナー様はいないと思われます。
厨房機器やエアコンは様々な形で皆さん揃えると思います。
全て購入して店舗運営されるオーナー様、リースをして店舗運営されるオーナー様等様々です。
特にリースは初期費用を大きく抑えることが出来る為、初期費用を抑えたいオーナー様には大きなメリットになります。
ですので、リースをされているオーナー様も多いと思われます。
ただ、店舗売却をする際のリース品は注意が必要です。
まず、一つめの注意点は、リースの引継ぎが出来ない場合があることです。
基本的に店舗売却をする際は、リース品を買主様に引き継いでもらう前提でお話しさせて頂く場合があります。
ですが、リースをするのにも審査があり誰でも契約出来る物ではありません。
中には引継ぎ時に買主様の審査をする場合もある為注意が必要です。
また、場合によっては引継ぎ自体が不可の場合もあります。そうなるとリース品の撤去を行わないといけませんので即日開業したい買主様にはメリットが減少してしまいます。
次に二つですが、リースの残存期間と金額を正確に確認しておくことです。
ここを店舗売却時に疎かにしておくと、いざ契約時に当初の話しと違うとのことでキャンセルになる場合があります。
ですので、事前にしっかり確認を行っておきましょう。
また、弊社にお知り合いの方が過去に体験されたトラブルのお話しをさせて頂きます。
店舗売却をされるオーナー様がリース品が無いとの事で、募集をさせて頂き買主様をご紹介して無事に契約をする事が出来ました。
買主様も契約後すぐに営業をし、お店は盛況でした。
ですが、オープンから2~3ヶ月ぐらいにリース会社からエアコンのリースがあると、買主様のお店に連絡がありました。
買主様、弊社のお知り合いの方もはじめてその時にリースがあることが分かったのです。
店舗売却をされたオーナー様がリースを忘れていたか、故意なのかは分かりません。
最終的には裁判になるほどの件でしたので、店舗売却をされるオーナー様はご注意ください。
店舗売却をされる際は、名古屋中心に愛知や岐阜をメインにしている弊社へご相談下さい。